施工技術

ガス圧接

接合する2本のレールを突き合わせ軸方向に圧縮力(157KN~186KN)を加え、突き合わせ部を酸素・アセチレン炎で加熱して加圧し、接合します。

テルミット溶接(ゴールドサミット溶接)

テルミット溶接は酸化鉄とアルミニウム粉末による熱化学反応(テルミット反応:約2,400℃)を利用した溶接工法で、レールとレールの隙間に高温溶融鋼を流し込んで仕上げます。

エンクローズアーク溶接

鉄工所等で使用されている電光溶接と同種です。直流電流(標準130~250アンペア)でアークを発生させ、その熱で溶接棒と母材を溶かし接合します。

フラッシュバット溶接

片方のレールに+極、他方のレールにマイナス極となるように通電させ、両極端を接触させると生じる電流抵抗で発熱・溶融させ、軸方向に圧縮力を加えて接合します。




“JR東日本管内の新幹線におけるレール更新工事施工例”

レール探傷検査

レール溶接部、レール母材部を含め各種非破壊検査(浸透探傷、磁粉探傷、超音波探傷)を行なっています。